パリの夏

 

リュクサンブール公園の池で

ヨットを浮かべて遊ぶ子供たち。

 

池のよこにある小屋で舟と棒を借りて

水に浮かべる。

風まかせのゆったりした遊び。

舟が岸に近づくと、

棒で方向転換をさせて、また対岸で待つ。

池の周りには棒を持って忙しく走り回る子供たち。

そのまた周りには、みどり色のベンチに座ってそれを見守る大人たち。

 

みどり色のベンチでは、

本を読んだり、日向ぼっこしたり、

音楽を聴いたり、犬の散歩途中だったり、

みんな思い思いの時間を過ごしてる。

 

基本的に他人のことは気にしない。

でも、あいさつを交わしたり、

天気やファッションについて

ちょっとした会話をしたり、

コミュニケーションを取る。

 

世界屈指の大都会なのに、

人と人との距離感が、

日本の都会とはまた違う。

 

 

 

夏にパリへ行くと風物詩のようになっている。

そんな光景、そのうちの一枚でした。

 

 

 

 

 

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-おわり-